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 昨今、証券会社や信託銀行では、動向が読めない景気状況や長引くマイナス金利政策の影響もあり、効率的な資産運用を行うためにAIを活用する機運が高まっています。一方、保険サービスの世界では、新たなサービスやビジネスの開発を行うためにAIを活用する動きが活発になっています。客観的な判断や情報提供が必要とされる金融業界にあって、もはやAIは欠かせない存在といっても過言ではありません。
 日経電子版ビジネスフォーラムでは、今注目されている金融業界における売買審査業務についての現況と、AI(Reg Tech)による革新、AIを取り入れることによる業務の効率化、およびこれからの日本の金融業界の行方など、有識者の講演を交えて展望・紹介します。

開催日時: 2018年7月2日(月) 14:00~16:40(予定) (13:30開場)
会場: 日経カンファレンスルーム
(東京都千代田区大手町1-3-7 日本経済新聞社ビル6F)
参加費: 無料
定員: 200名
申し込み締切: 2018年6月27日(水)
※申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます
※抽選の結果は当落に関わらず6月22日(金)以降、ご入力いただいたメールアドレスに連絡します
主催: 日本経済新聞社 デジタル事業 広告・IDユニット
協力 カブドットコム証券
協賛: 日立製作所
※参加申し込みには 日経ID(無料)が必要です。
14:00~14:30
講演①
<金融におけるITイノベーションの進展と金融庁の対応>
金融庁 総務企画局 総括審議官 佐々木 清隆 氏

佐々木氏
金融分野では、AIをはじめとするITイノベーションによる金融機関の業務の変革とFinTechのような新たな競争相手の登場が起こっているなか、金融機関がITと経営戦略を連携させることはもとより、金融行政当局自身も、ITイノベーションに対応していくことが必須となっています。そこで、ITガバナンスに関する金融機関との対話や、Reg Techへの対応など、現在の金融庁における取組みなどを紹介します。
14:30~15:00
講演②
<我が国証券市場の公正性・信頼性の一層の向上に向けて
~AI時代に対応した売買審査業務の高度化の取組み~>

日本取引所自主規制法人 売買審査部長 菊池 紀一 氏

菊池氏
日本取引所グループ(JPX)は、世界に先駆けて、証券市場における相場操縦行為等の不公正取引の調査を行う売買審査業務にAI(人工知能技術)を導入することとし、2018年3月から実務運用を開始しました。 本講演では、取引所における売買審査業務へのAI導入の狙いや具体的な活用方法などについてご説明させていただいた上で、実証実験段階から実務運用開始に至るまでの経験を踏まえて、ITイノベーションの進展を見据えた市場監視業務の今後の展望と課題についてお話します。
休憩 <15:00~15:10>
15:10~15:55
講演③
<証券会社におけるReg Tech活用が実用化の域に>
カブドットコム証券 代表執行役社長 齋藤 正勝 氏
             売買審査室長 黒澤 郁夫 氏

齋藤氏
証券会社におけるコンプライアンス業務の人手による対応は、限界に達しています。当社では、AIなどを活用してのサービス高度化・業務効率化に加えて、コンプライアンス業務の効率化・質的高度化の取組みも進めています。審査業務におけるAI適用については、売買審査室長が具体的に紹介します。
15:55~16:40
講演④
<証券業務高度化を支えるテクノロジーと将来展望>
日立製作所 金融システム営業統括本部 事業企画本部
シニアエバンジェリスト 長 稔也 氏

長氏
近年、金融規制・コンプライアンスの遵守を目的とした対応に伴うコストの増大化について問題を抱える金融機関が増加しています。その問題を解決する上で、先進的なIT技術の活用に期待が集まっており、ベンダーとしての取組みを問われています。そういった背景の中での日立のReg Techへの取組みを事例を交えて紹介します。
(注)プログラムの内容・講師は予告なく変更となる場合がございます。

※参加申し込みには 日経ID(無料)が必要です。
お問い合わせ 日経電子版ビジネスフォーラム『金融のAI化最前線』事務局

◇電話番号 03-6812-8690 (10:00~17:00 ※12:00~13:00および土・日・祝を除く)
◇メールアドレス regtech@nikkeipr.co.jp
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