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 立命館大学MBAと日経Bizアカデミーでは、「高度成長時代からバブル期とは様変わりした背景をもつ、不確実性高く厳しい世界で戦う日本の製造業の未来とそれを支える社員のキャリアデザイン」を考えるプログラム「MBAの実践知:日本製造業の未来~グローバル化の中でのキャリアデザイン~」を開講します。

 日本の製造業は1950年代の朝鮮戦争から高度成長時代を経て、80年代のバブル期における頂点まで、輝かしい成長を成し遂げてきましたが、現在は、バブル崩壊後の失われた20年と呼ばれた長期デフレからの脱却がようやく見出せるような苦しい状況です。
 急激な人口減少や高齢化が進むなかで、日本政府の債務残高はGDPの2倍を超え、財政破綻の懸念も出ています。全体としてかなり厳しい状況にあることは間違いなく、かつての日本のものづくりの輝きも色あせています。また、これまで日本企業は、事業の国際展開を進めてきましたが、経営そのもののグローバル化については、大きく遅れをとっていることが否めません。
 それでも、グローバルな視点からみた製造業の強さは、日本とドイツが群を抜いています。しかしながら、我が国では名門・東芝が不適切会計問題で大きく揺れ、経営再建途上にあるほか、液晶で一時代を築いたシャープも非常な困難に直面しています。ドイツ環境技術の象徴だったクリーンディーゼルは、フォルクスワーゲンにおける不正が発覚し、その競争力が疑われています。世界的な企業でも、一瞬にして没落の危機に瀕する時代に我々は生きているのです。

 このような中、日本の製造業はどう生きていくのか、今後のキャリアをどう考えれば良いのか、レクチャーとワークショップを組み合わせたインタラクティブなセッションでまともに考え、すっきりした解を得るのが今回のプログラムです。
 また、今回は立命館大学の新キャンパス「大阪いばらきキャンパス」で開講します。「都市共創」「地域・社会連携」「アジアのゲートウェイ」の3つの教学コンセプトで設計された日本初のキャンパスです。子供たちが自由に遊べる緑豊かで広大な公園、市民が利用できる大学図書館、くつろげる飲食施設、さらには茨木商工会議所までが構内に設けられていますが、構内を取り囲む塀はなく、文字通りオープンでクリーンな雰囲気です。

意欲と気概のある多数のビジネスパーソンのご参加をお待ちしています。  
開催日時: 2015年11月7日(土)、12月5日(土) の2日間
 各日14:00~17:00 (12月5日は17:00から1時間程度の名刺交換会を予定)
会場: 立命館大学 大阪いばらきキャンパス C471教室
(大阪府茨木市岩倉町2-150) ※JR「茨木」駅から徒歩約5分、阪急「南茨木」駅から徒歩約10分、大阪モノレール「宇野辺」駅から徒歩約7分
主催: 立命館大学経営大学院(大学院経営管理研究科)、日経Bizアカデミー
受講料: 10,800円 (税込。本体10,000円)
定員: 最大約70名(先着順)
申込締切: 10月25日(日)
※先着順。定員となり次第、申込締切前でも、受付を終了させていただきます
入金締切: ご請求書に記載いたします
※現金による銀行振込のみ。クレジットカード、分割払いには対応しておりません
※法人決済の方で入金日に間に合わない場合は事前に事務局までご連絡ください
免責事項: 日本経済新聞社(日経)は、コース日程を変更または中止する場合、原則として受講者に対してその内容に応じてあらかじめ電話、電子メール、当ウェブサイトなどでの告知を行います。天災地変その他の不可抗力や主催者および講師の事情などにより、講義を一部あるいは全部、中止(不催行)させていただく場合がございます。中止の場合は原則、別日程に講義を振り替えて催行させていただきますが、主催者の事情により完全に提供されない講義については、受講料を無利子にて受講者が指定する銀行口座に振り込むことによって返却します(返金時の振り込み手数料は弊社負担)。ただし、受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などその他の費用については、日経は補償いたしかねます
キャンセルポリシー: ご入金後にやむを得ずキャンセルされる場合は、開講日の前日から数えて3営業日前(土・日、祝日を除く)の午後3時までに、事務局までご連絡ください。返金手数料2,160円(税込み)を申し受けご返金いたします。以降のキャンセルは受講料をお返しいたしかねます。
参加申し込みには 日経ID(登録無料)が必要です。
●講座内容(予定)
11月7日(土) ◆レクチャー① 14:00-15:20
テーマ:「2030年の日本とものづくり企業の経営~迫られる『経営』のグローバル化」(仮)
講師:此本臣吾氏(立命館大学ビジネススクール客員教授、野村総合研究所 代表取締役専務執行役員)
◆レクチャー② 15:30-17:00
テーマ:「混迷の時代をいかに生き抜くか」
講師:濱田初美氏(立命館大学ビジネススクール教授)
12月5日(土) ◆レクチャー③ 14:00-15:00
テーマ:「キャリアを『自ら』デザインするために」(仮)
講師:竹内美奈子氏(TM Future 代表取締役社長)
◆ワークショップ 15:10-17:00
テーマ: 「自社の場合、自分の場合として徹底的に考えてみる」(仮)
モデレーター:竹内美奈子氏、鳥山正博氏(立命館大学ビジネススクール教授、副研究科長)

<講師プロフィール(プログラム順)>
此本
立命館大学ビジネススクール 客員教授、野村総合研究所 代表取締役専務執行役員 此本 臣吾(このもと・しんご) 氏
東京大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科修了。野村総合研究所台北支店長を経て、技術・産業コンサルティング部長、情報・通信コンサルティング部長、アジア・中国事業コンサルティング部長、システムコンサルティング事業本部長、コンサルティング事業本部長等を歴任。
濱田
立命館大学ビジネススクール 教授
濱田 初美 (はまだ・はつみ) 氏

1981年より2006年までソニーに在籍。情報システムセンター管理部長、半導体企画調査部長、ソニー中村研究所取締役等を歴任。新規事業参入、M&A、対中投資戦略、情報システム改革、トップマネジメントのサポート等、一貫して経営戦略に携わる。出井会長、安藤社長の同時退任時、ソニー退職を決意し06年4月より現職。濱田ゼミからは5名の東証一部上場企業役員、ベンチャー企業社長9名などを輩出し、49名の修了生と現役生のうち65%は経営幹部となっている。
竹内
TM Future 代表取締役社長
竹内 美奈子(たけうち・みなこ) 氏

NECの人材開発部門にて10年間人材育成に従事、その後SE職に職種転換、プロジェクトマネージャー兼ラインマネージャーとして、システム構築の統括や組織マネジメント、新規サービスの立上げを行う。2003年よりグローバルヘッドハンティング会社 スタントンチェイスインターナショナルにジョインし、07年より同社代表取締役副社長。13年同社を退職し、「人」の能力を引き出し、組織力を向上させる「タレントマネジメント」を支援するTM Futureを立上げる。企業、大学、パブリック、非営利法人を問わず、人と組織の問題、リーダー育成、人の能力を引き出し、成長を支援する、コンサルティング、プロジェクト支援、メンタリング活動などを行う。
鳥山正博
立命館大学ビジネススクール教授、副研究科長
鳥山正博(とりやま・まさひろ) 氏

国際基督教大学卒、ノースウエスタン大学ケロッグ経営学大学院修士課程修了(MBA)、東京工業大学大学院修了(工学博士)。1983年野村総合研究所入社。2011年まで製薬・自動車・小売・メディア・エンタメ・通信・金融等、幅広い業種でマーケティング・組織を中心にコンサルテーション。テクノロジーベースのマーケティングイノベーションと新マーケティングリサーチインフラの構築が主な関心領域。ビジネスモデル特許出願多数。11年立命館大へ、14年より現職。立命館大学ビジネススクールでの担当科目は「マーケティング」ほか。
参加申し込みには 日経ID(登録無料)が必要です。
お問い合わせ MBAの実践知 事務局
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-6-10 笠原ビル7F(株)日経ピーアール内
TEL:03-6812-8652 FAX:03-6812-8649 (平日9:30~17:30)
E-mail: rbs@nikkeipr.co.jp
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