内需主導による成長。2020年に向け日本がこの大目標を実現するには「暮らしのゆたかさ」「暮らしやすさ」を求める視点が欠かせません。環境にやさしい社会の創造も、人々の暮らしを時代にあわせゆたかにしていく街づくり、家づくりが進まなければ持続力はありません。暮らしやすさは、都市と地方では異なります。地域ごとに特色のある街づくりができれば、国内の旅行が増え、海外からも多くの来訪者を集める観光立国は夢ではなくなります。
　シンポジウムではまず、日本を代表する企業のトップをお招きし、日本が「世界一、暮らしやすい国」になるための処方箋を、環境と観光、それぞれの視点から提示していただきます。それを受け、ユニバーサルデザインや街づくりに関しての企業のエキスパートと、女性アートディレクターでデザイナーの高橋正実氏をお招きし、家づくり、街づくりで日本がどう世界をリードしていくか、具体的で新鮮なディスカッションをしていただきます。
　なお、参加費は無料ですが、参加者は日経電子版のID登録者の方に限らせていただきます。ご了承ください。